名作ゲームがHD-2Dで蘇る!ライブアライブのキャラクターの魅力!
SFC時代の名作ライブアライブがスクウェア・エニックスより
リメイクやリマスターと違った第3の表現として
非常に魅力的なグラフィック表現HD-2D作品で発売
今回はそんなライブアライブの人気キャラクターの元祖キャラクターデザイン
及び新規のイラストデザインや声優などの魅力を紹介
若干思い入れや知識に偏りがありますのでご了承ください
https://omoideto-hitorigoto.com/2023/09/30/hd-2d-dragon-quest/
幕末編:おぼろ丸
キャラクターデザイン:青山 剛昌
オリジナル版のキャラクターデザインは
今や『名探偵コナン』で有名な漫画家の青山剛昌が担当
当時は『YAIBA』の連載直後だったので、世間的にはYAIBAの作者での認知でした
ボク自身も『YAIBA』は単行本を集めて大好きだったので、青山剛昌と言えば
推理漫画より和風バトル漫画のイメージが強い
そのため『おぼろ丸』のデザインは、当時の青山剛昌の作風が踏襲されているので
シンプルながらカッコイイと思います
しかし若干『YAIBA』に出てくるサブキャラ感な感じはします
リメイク版イラスト:生島 直樹
OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)のデザインで有名な
スクウェア・エニックスのデザイナー描き起こしイラスト
オリジナルがかなりシンプルなのでそこまでイメージは変わっていない様子
今やよくある風貌なので、若干ナルトのカカシやカプコンのストライダー飛竜
のような見た目になっているが、非常にかっこいいアレンジではあると思う
リメイク版声優:橋詰 知久
進撃の巨人のベルトルト役で知られる声優
上品でクールな声質なので青山剛昌キャラっぽくなくて良い
例えばもし担当声優が山口勝平などになると
どうしても青山剛昌キャラがチラついてしまうので
こういった配役はイメージを一新できるため
新しいファン獲得になるかもしれない
原子編:ポゴ
キャラクターデザイン:小林 よしのり
オリジナル版のキャラクターデザインは小林よしのり
『ゴーマニズム宣言』以降、政治的発言や主張が目立ちがちだが
元々は『おぼっちゃまくん』など非常にコミカルなギャグマンガで有名な漫画家
デザインは相当癖があるがデフォルメのバランスは非常にうまいと思う
ポゴに限らず原子編のキャラクターはいい意味でも悪い意味でも
他では真似できない作風になっている
当時からしても他のキャラが霞むほどの個性をが出ていたので
賛否はあると思うが一見地味になりがちな原始のイメージを
強く残す結果を出せているのではないでしょうか
リメイク版イラスト:生島 直樹
やはり元のデザインが強烈すぎるのでインパクトに欠ける
本編のギャグ路線にはあまり似つかわしくない風貌
しかしオリジナルよりも確実に女性ファンなどは増えそうだし
昔に比べて全員の集合した絵に違和感がなくなるので
新規のユーザーを取り込むにはこれくらいマイルドなほうがいいかもしれない
リメイク版声優:緒方 恵美
新世紀エヴァンゲリオンの碇 シンジ役で有名な声優
これは豪華すぎるし贅沢すぎる
なぜこのキャラでこのレベルの大御所を持ってきたのか・・?
というかよく引き受けたな・・
なんとなくだが新規のユーザーよりも当時の第一線(今もだが)
の声優を使うことでとことんオリジナル版のファンに
アプローチをしているように思える
声優さん自体が主に美少年や繊細なキャラクターを演じることが多いので
あまり詳しくないボクとしては予想もしていない事態
オリジナル版の絵柄であれば
アニメのおぼっちゃまくんの声優にやってほしかったな
近未来編:アキラ
キャラクターデザイン:島本 和彦
オリジナル版は『逆境ナイン』や『アオイホノオ』で有名な島本和彦
ライブアライブといえばこのキャラクター(個人的に)
と言っていいほどゲームを象徴する人物
ゲーム本編の熱さが非常に表現できたレトロフューチャーなデザイン
そもそもキャラがワザと島本作品に寄せたかのようなノリなので
終始熱くインパクトのあるゲーム体験ができた
しかし絵の割にキャラ性能が非常に低かったのが残念でした
当時は皆川亮二と担当するキャラクター逆じゃないのかとずっと思っていた・・・
リメイク版イラスト:生島 直樹
こちらも元のデザインが好きなので
クールな感じにリファインされた雰囲気に違和感を感じてしまう・・・
オリジナル版が超能力ではなく素手で解決しそうな見た目だったので
能力的にはリメイク版のほうが相応しいのかもしれない
ダサカッコよさがあったオリジナルに比べてややダサさが強調されたように感じる
リメイク版声優:赤羽根 健治
Fate/Grand Orderのカドック役で知られる声優
過去の役的にあまり詳しくないのでなんとも言えないが
アキラの叫ぶ演技を評価されての配役だろうか?
PVを見る限りは非常にうまくキャラを表現できているように感じる
個人的には島本キャラなのでアキラには関 智一に演じてほしかった
功夫編:心山拳老師
キャラクターデザイン:藤原 芳秀
代表先に『拳児』『闇のイージス』などがある劇画タッチの漫画家
さすがの劇画タッチなので功夫の老子の雰囲気は抜群に表現されている
まぁぱっと見普通の老人の絵なのだが、功夫編の真の主人公は弟子なので
老子はこれくらい地味な感じでいいのかもしれない
劇画タッチの特性かもしれないが今も昔も作風が変わらないので
今の作者でも安定して表現はできそうな気がする
リメイク版イラスト:生島 直樹
オリジナル版よりも優しそうで達人感がでている
顔が大きく体は華奢と他のキャラクターに比べてデフォルメされており
恐らく元のデザインに個性がなかったので
どうにか頑張った末のバランスなのではないかと思う
リメイク版声優:石丸 博也
テレビアニメ『マジンガーZ』の主人公・兜甲児役で知られる大御所声優
2022年時点で80歳を過ぎており、現役でやっているのが不思議なくらい
制作スタッフの気合と妥協しない姿勢が垣間見える配役
さすがベテランなだけに演技は非常に上手で
地味なキャラクターながら魅力あるものに仕上がっていると思う
西部編:サンダウン・キッド
キャラクターデザイン:石渡 治
代表先に『”LOVe”』『BB』『Odds -オッズ-』などがある漫画家
デザイン的には全然悪くないのだが
なぜこのキャラクターでこの人が選ばれたのかは謎
こちらも藤原芳秀と逆を担当したほうが良かったのではないかと思う
しかし当時キャラも強かったのも相まって印象は強い
リメイク版イラスト:生島 直樹
とんでもなくカッコよくなっている
リメイク版イラストで一番のデキではないでしょうか?
本編の雰囲気にもマッチしているし是非とも最終パーティに入れたくなる雰囲気
これだけで別のゲームを作ってほしいほど好きなデザインです
リメイク版声優:大塚 明夫
メタルギアのスネーク役で有名な声優
これはズルい!カッコイイに決まっている!
イラストの渋さにこの声は最強ではないでしょうか?
かっこいいオッサンの代名詞的な声の声優なので
キャラにさらに深みを与えることになるだろう
さらに注目すべきはサンダウンを付け狙う賞金稼ぎのマッド・ドックの声優が古川 登志夫であること
またしてもこんな重鎮を持ってくるのも驚きだが、この2名の声優を交互に聞くと
どうにも某有名YouTuberを思い出してしまいそう・・
むしろこれはスタッフさん意図的にやってませんか?
現在編:高原 日勝
キャラクターデザイン:皆川 亮二
『スプリガン』『ARMS』で有名な個人的に大好きな漫画家
しかしなんとなくだがこの時のデザインはあまり調子よくないように見える
『KYŌ』あたりのなんとも言えない体のバランスと
なぜかスプリガンの後半にもあったぺったりヘアスタイル・・・
現代の格闘家という設定の相性が良くなかったのかもしれない
皆川亮二はおとなしく近未来編か功夫編を担当したほうが
持ち味が出せたのではないだろうか?
リメイク版イラスト:生島 直樹
非常に良いアレンジになっている
髪型も一周回って最近おしゃれなセンターパートだし
しっかり格闘家っぽい体系にされているのでKOFの草薙京を彷彿とさせる
オリジナルに比べて非常に熱血漢ある変更になっている
リメイク版声優:関 智一
『機動武闘伝Gガンダム』のドモン・カッシュや『ドラえもん』のスネ夫役
『Fate』のギルガメッシュ役などで知られるベテラン声優
持ち味のテンションの高い叫びで熱血漢ある演技をしてくれる
今回のキャラデザ同様非常に熱い雰囲気プラスしてくれる配役
確実に盛り上がると思うので、あとはオリジナル版で弱かったキャラバランスを
調整されているかどうかで印象が変わってきそうだ
SF編:キューブ
キャラクターデザイン:田村 由美
最近でいうと『ミステリと言う勿れ』で有名な漫画家
キャラクターデザインの中でなぜこの人なのかわからないデザイン
そもそも本人のテイストが出ていないので宝の持ち腐れではないか?
おとなしく中世編のデザインなど担当したほうがいい感じでできたのでは・・
見る人が見れば田村由美っぽいのだろうか?
リメイク版イラスト:生島 直樹
元から特徴がないので丁寧に描き起こされた感じのアレンジ
改めてみると結構かわいいデザインしてるなと感心させられる
それ以上に感想が出てこないので申し訳ない・・
リメイク版声優:なし
本編中言葉を話さないので声優は割り当てられていないようです
中世編:オルステッド
キャラクターデザイン:なし
当時他の主人公編をクリアした後に出る隠しシナリオだったため
キャラクターデザインに関しては描き起こされていない
当時の王道っぽい騎士だったので脳内保管でも十分だったように感じる
他の漫画家の流れで『うしおととら』の藤田和日郎あたりに担当してもらったら
面白いデザインになったのではないかと個人的には持っている
このキャラのなんとなく無機質な感じが重いシナリオと相まって
以後一部ファンからトラウマとして語り継がれる
ライブアライブでは大変重要なキャラクターですね
リメイク版イラスト:生島 直樹
これはもうデザイナー本人の得意な領域なのでさすがのクオリティ
昨今のデザインっぽさを出しながらしっかりオルステッドになっている
王道であればあるほどその後の落差が面白いので
今回しっかりこのデザインに仕上げてくれているのはとても嬉しい
リメイク版声優:中村 悠一
『呪術廻戦』の五条悟や『ジョジョの奇妙な冒険 Parte5 黄金の風』の
ブローノ・ブチャラティ役で有名な人気声優
個人的にはブチャラティが大好きだったので非常に嬉しい配役
作中最も悲惨な運命をたどるので
その悲運な演技は注目していきたい一人です
ライブアライブ・リメイクキャラデザに関してまとめ
いかがでしたでしょうか?
オリジナル版のファンとしては今回のHD-2Dというリメイクは非常に嬉しい限りです
これがしっかり売れればその他過去の作品もHD-2D化も夢ではないはず!?
過去のファンも新規の方も是非リメイク版ライブアライブを買いましょう!
そして今後もHD-2Dの作品が増えるように祈りましょう!
ではでは
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