個人や法人でのデータの保管・管理に大変便利な『Dropbox』ですが、同期の不具合などで困っている方は沢山いるかと思います。
最近ボクもその問題に直面してかなり困ったので、一連の解決方法や原因など試してほしい方法を簡単に解説していきます。
『Dropbox』が同期しない問題でWEBで検索した際に、大体以下の解決策が出てきます。
詳しくはヘルプセンターに記載されています。
ほとんどの場合、これで解決するみたいですがボクの場合まったくうまくいかず最終サポートに問い合わせて解決になりましたので、同じように上記を試して解決しなかった方向けに今回解説します。

【結論】原因はPCローカル側に残った同期の残留物!
どういうことかできるだけわかりやすく解説します。
通常『Dropbox』をインストールするとPC内に同期したフォルダが生成されます。
場所でいうと『PC>ドライブ>ユーザー>ユーザー名』の中です。
このフォルダは同期したデータが表示されるのはもちろんですが、同期が切れても表示だけは残り続けます。同期をされていない状態だと『表示だけがされている状態』になるので閲覧やダウンロードをすることはできません。
これがあることで一度同期したことになりPCの再起動やネットの接続変更の際、素早く再同期されるのですが、何らかの理由でその『表示だけがされている状態』のフォルダと実際に同期しようとしているフォルダに整合性が取れなくなり同期できなくなるようです。
同期を正常に開始させる方法
簡単にいうローカル側に残っている『表示だけがされている状態』とこれから同期させるデータは別のものだと認識させればいいんです。
まずは一度ログアウト後に『Dropbox』をアンインストールしてください。
次に『PC>ドライブ>ユーザー>ユーザー名』に入っている『Dropbox』のフォルダを削除するか、データが同期しきれずロカールで保存されている状態があるなら『旧Dropbox』や『Dropbox_old』とフォルダ名称を変更しましょう。
この準備ができたら改めて『Dropbox』を再度ダウンロードします。
このあとは通常通り同期設定をするのですが、データがかなり多い場合は『選択型同期』で小分けに同期することをおすすめします。
ちなみにDropboxとして常時同期しても問題ない推奨データ数は30万件だそうです。それ以上になると同期の不具合など今回紹介している問題が出てくるとのことです。
PCのスペックにもよるが昔は100万件までなら大丈夫だったらしいですが、Dropbox側としては30万件以上は保証できないらしいです。
しかし今回の再同期の際は、念のため小分けに同期することをおすすめします。最終的に300万件だったとしても以降常時同期はされますので大丈夫です。
再度同期が開始されているのを確認するには『PC>ドライブ>ユーザー>ユーザー名』の中に先ほど名称変更した『Dropbox_old』以外に『Dropbox』が生成されていれば成功です。
以降この『Dropbox』でしっかり同期したデータが利用できるはずですので同期が終わるまで気長に待ちましょう。
同期が終了したら同期できていなかった『Dropbox_old』側の一部のデータを新規の『Dropbox_old』に移動するなどは行ってください。
『Dropbox』が同期しない問題まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の問題はボクが色々試して最終的に行き着いた方法えしたので、解決方法が簡単なだけに人によっては最初に試したり、知っていたりはすると思います。
同期しない問題は個々のPCでまだまだ問題はあると思いますので、一番の解決策はサポートセンターに問い合わせることです。
サポートセンターではチャットでの解決策の助言や画面共有での口頭での操作誘導もしてくれるので面倒でなければ相談してしまえばすぐ解決したりはします。
ボクはこの解決で『Dropbox』のアイコンが「最新状態」になったのはすごく感動しました。
不具合は長引けば長引くほど色々問題が出ますので、できるだけ早急に解決することをおすすめします。ではでは
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