漫画『人形の国』最強キャラ考察&能力を簡単解説!打ち切りだがアニメ化はされる?

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人形の国最強キャラ 漫画&ゲーム

弐瓶勉による漫画『人形の国』の最強キャラ考察&能力を簡単解説!
『人形の国』では独特のキャラが多数登場して、連戦に次ぐ連戦で展開も早い作品です。
現在最終回までのかなりの駆け足気味な展開が賛否両論別れていますが、
それを差し引いてもアニメ化が期待できるほど魅力的な作品かと思います。
戦闘自体は一瞬で終わることが多くどうしても能力や強さが把握しにくいかと思います。

そのため今回は個人的最強キャラクターの考察と簡単な能力に関して解説していきます。

完結【人形の国】回収されなかった伏線を考察!『3つの願い』『コード保管』の本当の意味とは!?
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『人形の国』最強キャラランキング

作中重要なキャラクターは多数登場しますが、純粋な能力で転生者(正規人形)に絞って紹介します。

第5位:イルフ・ニクのケーシャ

イルフ・ニクのケーシャ

出典:『人形の国』2巻

能力:電撃(元素系
威力:B
汎用性:S
燃費:C

地底信仰国イルフ・ニクの姫であり、ヒロインにして第2の主人公ケーシャ

作中ではエスローの次に敵を倒した数が多く
能力に関わらず単純な戦闘力は正規人形随一だと思われる。

手に持った棒も伸縮自在で電撃の使い方もかなり多彩。
力押しではなく工夫で戦っているため、ゴリ押しのエスローと違い
サポートも単独でも活躍できる強キャラ

しかしガス欠になることが多く、
長期戦になると大体戦闘不能になる展開が多い。

後半の彼女の結末には驚いた読者も多いのではないでしょうか?

尚、弐瓶勉の作品屈指の美少女キャラなのでアニメ化したら人気が出そうです。

第4位:リベドア帝国のトオス

リベドア帝国のトオス

出典:『人形の国』3巻

能力:金属操作(操作系)
威力:B
汎用性:SS
燃費:S

リベドア帝国の上級転生者で皇帝に寡黙に従うイケメンキャラのトオス
作中ほぼしゃべらないが要所要所で出てくる地味に印象深いキャラクター

中盤以降は基本的にジェイトの付き人のように護衛しているため戦闘シーンはそこまで多くない。
序盤のエスロー達との戦闘やイルフ・ニクを壊滅させたことから
1対1よりも
1対多数戦のほうが能力的には得意だと思われる。

その能力は序盤の宿敵イーユの上位互換と言われている通り、
金属を自在に操り防御にも攻撃にも移動にも使える超万能型。

金属のミサイルや液体のように流し込む攻撃など少々大味だが汎用性は相当高い。
おそらく周りの構造体から金属を無尽蔵に集めて操れるのだと思う。

しかし操れるのが超構造体以外の普通の金属なので、
後半出てくるような攻撃力のキャラ相手には
少々心もとない攻撃力や防御力かもしれない。

アニメ化したら攻撃の描写をCGにすることで映画ベイマックスに出てくる
マイクロボットみたいな動きに期待したい。

第3位:カジワン27世

カジワン27世

出典:『人形の国』5巻

能力:火球(元素系)
威力:A
汎用性:C
燃費:S~ ※外部から吸収

イルフ・ニクの第128代国王にして真地底教会教主でケーシャの兄。

元々は転生者の適合性はなく、転生失敗の後遺症と人形病で半身不随だったのだが、
ある方法で転生者になることができた。

転生者になる切っ掛けを作った「ある物」を用いて自身のねじ曲がった思想を叶えようと
中盤から終盤まで第3勢力として暗躍する。

作中屈指のクズキャラでかませ犬。
しかし彼の出現以降ストーリーが大きく動くので非常に重要なキャラクター

彼の転化(不正)に関してはクズがみじめに死ぬんだと思ってからの
突然の大逆転なので読んでいて興奮した人も少なくないと思います。

本人も相当興奮したのか初戦闘時は中二病全開のセリフをこれでもかと披露してくれます。

戦闘方法はシンプルに火球を放つ能力でかなり派手。
しかもまわりの人形病患者から力を吸収するので燃費や威力を底上げできる。
※イルフ・ニクのコードは元素系が多いのだろうか?

恐らくまともに当たると即死するくらいの威力はありそうなのだが
基本的にかませ犬なので無力化や失敗することが相当多い。

しかしトオスを退けたり、後半で帝国の大将を倒した(描写はない)ことから
能力事態は相当高いものと思われる。

憶測だが転化後も基本は元の人間時の戦闘力依存だと思われるので、
如何に能力が強かろうとずっと半身不随だったカジワンでは1対1の近接戦闘では
恐らく経験不足から大して強くはないのではないかと思う。

第2位:転生者処刑隊隊長ヌーキー

転生者処刑隊隊長ヌーキー

出典:『人形の国』9巻

能力:熱線(照射系)
威力:S
汎用性:C
燃費:SS

ストーリー後半にエスローと対峙するリベドア帝国処刑隊の隊長
最後のリベドア皇帝をイベント戦闘とするなら実質このヌーキーが最後の強敵と言っても過言ではない。

最大の特徴はその巨躯。
作中の転生者が基本2m以下くらいの身長のところ突然200~300mくらいのサイズで現れる化物。
戦闘シーンは非常に短いのだがその規格外のサイズ感で地味ながら印象的なキャラクターです。

攻撃は頭部から照射される熱線
その威力は絶大でまともにくらえばどんな転生者でも一瞬で溶けてしまうほど。
しかもその巨体故の範囲の広さも凶悪。
攻撃速度もエスローのAMB照射を凌駕するらしい・・

作中エスローもほぼ運よく勝ったようなものでその戦闘力は他の転生に比べて桁違いかと思います。

このあたりで登場する転生者達のデザインは非常に気持ち悪くて大好きです。

個人的にはこのヌーキーともっとしっかり戦闘してほしかったです。

第1位:白菱の梁のエスロー

白菱の梁のエスロー

出典:『人形の国』2巻

能力:EBTG(照射系)
威力:A〜SS
汎用性:A
燃費:A

本作の主人公。近距離型スナイパーという一風変わった性能で戦闘は基本ゴリ押しの
力勝負が多い。作中の強敵をドンドン倒していく様は爽快を通り越して唖然とする。

基本的にあまり強キャラという雰囲気ではなく、毎回偶然相手の隙をついたり
開幕の攻撃で瞬殺したりするのだが決してワンパンマン的なポジションではなく
本人もよく半殺しにあっているのでバランスは取れていると思います。

最初から最強というわけではなくむしろ初期は適正不足からの転生による容量不足から
苦戦を強いられることもしばしば。

弐瓶勉の主人公キャラとしては珍しく情に厚くボケ要素も持ち合わせている。

彼と戦っている最中に相手が独り言(心の声)をしゃべりだしたら死亡フラグで
大体次のページで殺される。

能力EBTG(自在型弾体加速装置)に関して

人形の国

Everything But The Girlの略で意味は「女の子以外何でも」ということらしい。

基本は左腕に着いた照射口から弾丸を発射するのだが
敵の物理的な弾丸系攻撃を無理やり照射口に突っ込んだりその辺にあるものを
発射できるなど照射口に入るものは何でも対応できる名前通りのおかしな能力。

基本的に弾丸は二の腕から装填できるのだが照射口側でも可能なボウガン的な運用ができる。腕の照射口以外も切り離しての二の腕からの直接発射も可能。

基本攻撃として
・一般的な銃でも使われる通常弾
・自身のヘイグス粒子(動力)を使ったエナ弾
・作中最強の無敵の弾丸AMB
の3種類を主に使って戦っていく

最強の弾丸『AMB(対超構造体弾)』に関して

弾丸

正式名称はAnti Megastructure Bullet – アンチ・メガストラクチャー・バレット

物語の主軸にもなる中央制御層(地底世界)の入り口にも使われている作中最強の硬度で、
絶対に壊せないという超構造体(メガストラクチャー)に唯一穴を開けれる弾丸。

見た目はライフルの弾程度のサイズしかないが、1発で大型船を落としたり
当たった相手は吹き飛ぶほどの威力がある。

弐瓶勉の過去作品『BLAME!』の無反動の『重力子放射線射出装置』に近い印象

リベドア帝国が欲している最重要アイテムである。
どんなに強い敵でもこの弾が自分に向けられるのではと思った途端ビビるくらい
畏怖の対象としても側面もある。

エスローが強い理由の一つでもあるが、
例えばさすがに対戦車ライフルをハンドガン感覚で
打ってくるのは誰でも怖がると思います・・・

基本的に貫けないものはなく、発射時に時空にも穴が開いているらしく
その時間軸で定められた運命を捻じ曲げるという副産物まである。
※これに影響を感じるのは皇帝だけだと思うが・・・

全部で7発しかないという制限ながら持っているだけで抑止力にもなる
作中の象徴ともいうべき最強の弾丸に恥じない存在感

『人形の国』最強キャラランキングまとめ

エスロー達

出典:『人形の国』4巻

漫画『人形の国』ついに完結!!過去作と比べての設定や世界観の評価は?ネタバレと感想!
巷では「打ち切りなの?」「面白くない」などの意見もあり、私自身も否定的なことを書きますが過去の『BLAME!』などと比べて気になった部分に関して説明していきたいと思います。前提として『人形の国』自体は好きなのでマイナス要素と感じる部分ではなくて、どうしても引っ掛かってしまう部分について解説します。

いかがだったでしょうか?
正直『人形の国』の戦闘には賛否両論あるので「最強」は一概にも言えませんが
個人的にはこの順位が妥当かと思います。

転生者以外を入れたらまた順位も色々変わりそうですがキリがないので
気が向けば次回は作品のキャラクター紹介をできるだけ全員するなどしてみたいと思っています。

最終2話の畳み方など色々苦言も多い作品ではありますが間違いなく良作ではありますので
是非アニメ化など期待したい漫画です。※Netflix さんよろしくお願いします。

ではでは

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